特別な知識や技術は必要なし!集合研修をeラーニングにする方法

公開日:2022/05/15   最終更新日:2022/04/22


昨今のコロナウイルスの影響により、リモートワークやリモート授業などが全国的に普及しています。さらに、eラーニングを導入している企業や学校も増えつつあります。そこで、今回はインターネットがあれば利用できるeラーニングの特徴や集合研修での活用する方法について紹介していきます。

集合研修をeラーニングにする前にしておくこと

集合研修にeラーニングを採用する企業が増加傾向にあります。しかし、集合研修をeラーニングにする前にはいくつか実施しておかなければならないことがあります。

権利問題の確認

集合研修をeラーニングにする場合、講義の内容を録画したり、テキストなどを再利用したりする場合があります。しかし、外部の講師に講義を依頼している場合は、著作権などの権利関係を事前に確認しておかなければなりません。

というのも、外部委託の場合、講義やテキスト、資料などは外部機関に帰属されているのが一般的なので、講義内容を録画して再利用することは基本的にはできないようになっています。仮に許可なく再利用した場合は、著作権法違反になってしまう恐れもあるため、注意が必要です。

したがって、録画した集合研修をeラーニングで使用する場合は外部機関に相談して、契約を確認することが大切です。たとえば、再利用するたびに使用料を支払ったり、集合研修の内容を買取ったりなど、外注先と契約を取ることが必要になるでしょう。

受講環境のチェック

使用する資料の種類がどのようなファイルなのかを確認した上で受講生の受講環境をチェックしておくことも大切です。たとえば、資料のファイル形式が最新のPowerPointの場合、受講環境によっては上手く動作しない場合もあります。

そのほか、編集可能なファイルがどこに保存されているのかも確認しておいたほうが良いでしょう。データや数値だけを毎年更新する場合、もとのファイルデータの一部だけを書き換えるだけで更新作業が済みます。しかし、PDFや完成動画、画像の場合は書き換えることが難しいので、書き換え可能な元ファイルの保存場所をしっかりと管理しておくことが大切です。

集合研修をeラーニングにする方法

集合研修をeラーニングにする方法は非常に簡単であり、映像化やコンテンツ化などが挙げられます。たとえば、映像化の方法であれば、集合研修を録画するだけの作業なので、知識や経験がなくても誰でも簡単に実施できます。

ただし、講義を録画しているだけだとどうしても単調になってしまうので、面白みに欠けてしまうというデメリットがあります。そのため、集合研修を録画する場合は講義に工夫が必要といえるでしょう。たとえば、話し方や具体例の出し方に工夫する方法があります。講師の講義の内容によって受講生のモチベーションが大きく変わるので、講師の工夫が非常に重要といえます。

一方、コンテンツ化はPowerPointなどで使用したスライドをコンテンツにする方法です。PowerPointは特殊な知識がなくても簡単にスライドショーの作成が可能です。そして、スライドショーに資料やデータなど、集合研修で取り扱いたい内容を盛り込めば、簡単にコンテンツの作成ができるのです。

また、コンテンツだけでは講義の内容として不十分である場合は動画と併用するのもおすすめです。最近は、集合研修に動画教材とコンテンツの2つを使って行われることも多く、主流になっていくことが予想されるでしょう。

研修の目的や内容に応じて使い分けよう

さまざまなところで需要が高くなっているeラーニングですが、場合によっては適さないこともあります。そのため、研修の目的や内容に応じて使い分ける必要があります。

たとえば、講義の内容が言葉の説明や解説をメインになっている場合、eラーニングの活用がおすすめです。言葉の説明や解説がメインの場合は、特に受講生からの質問や疑問点などが出ることも少ないので、講師から一方通行の講義で問題ないでしょう。

しかし、受講生が参加する必要のある研修の場合はeラーニングではなくオンライン研修がおすすめです。たとえば、受講生によるディスカッションやディベート、資料制作やプレゼンテーションなどの場合は受講生が主体となるため、eラーニングでの実施は難しいでしょう。

また、研修内容によってはeラーニングとオンライン研修を組み合わせるのも有効的です。たとえば、前半はeラーニングを使用した講義がメインで、後半は受講生同士がオンラインでディスカッションするなど、活用方法はさまざまといえるでしょう。ただし、いずれの場合もインターネット環境が必要となるため、事前に受講生がアクセスできるかどうかの確認をしておくことが大切です。

 

コロナウイルスの影響により、多くの企業で集合研修のeラーニング化が進められています。しかし、eラーニングを活用する際は権利問題や受講環境などを事前に確認しておくことが必要です。また、研修内容に応じてeラーニングのほかにオンライン研修などの導入も検討することをおすすめします。ただ、eラーニングの活用方法は非常に簡単なので知識や経験がなくても実施できるのが特徴です。ぜひ、参考にしてください。

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