eラーニングの教材は購入すべき?それとも自作すべき?

公開日:2022/06/15   最終更新日:2022/06/28

購入すべき?それとも自作すべき?

コロナ禍でリモートワークやリモート学習が普及され、いつでも・どこでも受講可能なeラーニングの導入を考えている企業・学校も多いのではないでしょうか。教材の導入にかかる手間やコスト、機能設定の最適な方法など、問題が多くあります。自社に合うeラーニングを導入できるように、さまざまな教材の導入方法を紹介します。

既製品を使う

すでにあるものを導入するのが一番手軽でコストの負担も少ないです。しかし、手軽でコストもかからない分デメリットもあります。

既製品のメリット

既製品の教材を導入するメリットとしてはプロが作成しているため、良質な教材を導入できます。すでにできあがっているものを活用するため低コストで手間をかけずに良質な教材を導入することが可能です。

普遍的なテーマを目的として導入するのであれば、充分に活用できるでしょう。しかし、自社のオリジナル教材を導入できないので目的に合った教材を探す必要があります。

目的に合った教材を選ぶ

eラーニングの教材を選ぶ際に重要なのが、目的を明確にすることです。既存のものを導入するのであれば、自社の目的に合う教材を導入するのもポイントです。また、受講する人数や対象者を把握したうえで教材を導入する必要があります。

機能のカスタマイズが可能

既製品に細かく機能をカスタマイズできます。たとえば多言語に対応する機能や操作ボタン、デザインのカスタマイズなどが可能です。また、テストの出題形式や講座の視聴優先順位の設定が可能なコンテンツもあります。手間やコストをかけずに機能を充実させたい場合は、カスタマイズするのも一つの手です。機能を充実させることで、受講者にとって扱いやすい教材となり、eラーニングの長期継続につながります。

オーダーメイドの教材を使う

オリジナリティを出すために、オーダーメイドでeラーニングを導入できる方法です。既製品と違いベンダーと相談しながら教材を作ります。

オーダーメイドのメリット

eラーニングのノウハウがあるプロに企画や設計を手伝ってもらう方法のため、ヒアリングで自社のニーズに合った教材を提案し設計してくれるので良質な教材を設定できます。初めてでも安心して自社オリジナルの教材を導入できるでしょう。

オーダーメイドの流れ

教材完成までの流れとしては企画や設計を一緒に進め、開発などの難しい部分を任せて、最終チェックで修正がなければ晴れて完成という流れになります。

eラーニング導入にあたり、もっとも重要となる企画や設計に自社も携わることができるので、理想の教材や機能を設定できます。ベンダーとのやり取りが鍵となるため、目的や理想を明確にしてベンダーに伝えることが重要です。

教材の作成

講座撮影のスタジオを貸し出ししているベンダーや、パッケージにはない教材に対応してくれるベンダーもあるので、自社の要望に応えてくれるベンダーを探すことが重要です。

ただし、オーダーメイドをして独自の教材を取り入れても、受講者のモチベーションが下がってしまう教材では意味がありません。そのためにベンダーを頼り、良質な教材を受講者に提供する必要があります。受講者側の視点から教材を考えることも重要です。

自社制作の教材を使う

自社で1から制作する場合、時間はかかりますが、オリジナリティある教材を導入することが可能で、細かい部分まで理想の機能を設定できます。

自社制作のメリット

自社制作のメリットとしてはオーダーメイドや既製品にカスタマイズをして導入するよりもコストを抑えることが可能です。カスタマイズをする場合は追加料金がかかることがあり、オーダーメイドの場合は1からベンダーと作り上げるため、人件費なども含め、総合的に見てコストがかかります。

自社で製作するのであればベンダーに依頼しない分、コストを抑えることができます。また、完全に自社オリジナルの教材を導入できるため、受講者のモチベーションアップにつながる機能を設定できることが強みです。

他社にはないオリジナル教材が作れる

自社制作ではオリジナルの教材を配信できます。オリジナル教材を作成するにあたって受講者が何を求めているのか調査が必要です。逆にいえば、受講者のニーズに合った教材を作成できるため、充実した内容を配信できます。

ただし、1から制作するので間違った方向に進んでしまうと受講者のモチベーションが下がり、教材を作成・導入した意味がなくなってしまうため、注意が必要です。

教材の修正・改善対応がしやすい

自社で教材を作成しているため教材の修正や更新に時間がかかりません。すぐに修正や更新の対応ができるので長期的に活用したい場合におすすめです。

ベンダーに依頼しない分コストを抑えられますが、プロにお願いするより教材の質が下がることや、プログラミングに詳しい人がいなかった場合は、教材の修正や更新に時間がかかってしまうことが注意点としてあげられます。

教育方針・施策に合わせて選ぼう

eラーニングの導入にあたって、まず重要となるのが目的を明確にすることです。既製品の教材にしても自社制作の教材にしても、目的に適した教材を導入しなければ、受講者のモチベーション低下につながりかねません。

また、コストや受講人数、自社のLMSと適合しているかも明確にしておく必要があります。自社に合った教材を導入するために、eラーニング導入の必要性がある講座や研修なのか、教材は受講者のニーズに合っているのか、機能の使い勝手はよいのかなどをふまえてeラーニングを導入することが大切です。

 

リモートでの仕事や授業があたりまえとなっている現代では、今後もeラーニングを導入する企業や学校が増えることが予想されます。長期的に活用できる教材を導入するためにも、自社に合った教材や受講者が利用しやすい教材を配信することが重要となるでしょう。長期的なeラーニングの活用を図るために、自社について明確に理解し、自社に合った方法で導入することで、充実した研修や講座を配信できます。

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